時効の成立要件の覚え方

時効とは

時効とは、時の経過によって財産または権利が取得・消滅されるものです。
取得時効は民法第百六十二条〜、消滅時効は第百六十六条〜にて定義されています。

所有の意思をもって、平穏かつ公然と他人の物を占有した者は、一定期間 経過後にその所有権を取得します。
その期間は、占有開始時の状態によって変わります。

債権は、以下の条件のいずれか早い方で、時効によって消滅します。

まずはベースとなる年数を、時効の「じ」→ 10年（じゅうねん） と覚えます。

取得時効であれば、プラスのイメージをもって 2倍のパターンがあると覚えます。

消滅時効であれば、マイナスのイメージをもって 2分の1 のパターンがあると覚えます。